クレールオブスキュールはどんなゲーム?
ターン制RPGにリアルタイム要素を融合した
革新的な戦闘システムを持つ作品
戦闘中には回避・パリィ・カウンターなどの
リアルタイム操作が求められ、より臨場感と戦略性を高めています。舞台や世界観はベル・エポック期のフランスを思わせる
幻想的な世界「ルミエール」が舞台。
年に一度、女画家「ペイントレス」が
“Gommage(ゴマージュ)”と呼ばれる儀式で、
人々を年齢で消す呪いを招く世界、主人公たちは「第33遠征隊」として
その終焉を目指す事となる。
クレールオブスキュールの感想
引用:クレールオブキュール公式HP
まず最初に思った事は多分みんな同じ
『タイトル長すぎやろ!』
クレールオブスキュール:エクスペディション33
って、ゲーム史上一番長いタイトルなのでは…?
こんなタイトル長いわけあらへんって
最初見た時3回くらい目ゴシゴシしたいや、してないけど。
開発はSandfall Interactive(サンドフォール・インタラクティブ)
この会社は弥助で有名なフランスのゲーム会社ユービーアイソフトの
過剰なまでのポリティカル・コレクトネス、
DEI(多様性、公平性、包括性)に嫌気がさし、
退社した有能な社員で立ち上げた少数精鋭の会社だそうです。
開発スタジオ処女作でありながら、
いきなりメタスコア92点という高得点をたたき出し
ユーザーの評価も非常に高い優れたゲームとなってます。
こういうのを聞くと
ユービーアイはポリコレに重点を置きすぎて
本当に有能な社員を飼い殺しにしてたんだなぁと。
これを書いてるのは2025年の8月ですが、
去年の今頃は本当にひどかったですよね。
コンコードの爆死に始まる一連の流れで
現在はゲーム業界を侵食していたポリコレとかDEI思想は
かなり鳴りを潜め、だいぶ平和な時代になりました。
このゲームの発売日は
2025年の4月24日ですが、
発売からなんと33日で330万本という
「それほんまか!?」
という奇跡的な売り上げを記録しています。
そしてここまで書いてから気づいたけど
全然クレールオブキュールの感想書いてなかった。
コンコードの大爆死には大きな意義があった!
この業界の流れが変わる転換点になった気はするわね。
クレールオブスキュールの戦闘
引用:クレールオブキュール公式トレーラー
JRPGによくあるコマンド式のターン制バトル
ターン制バトルだけど、攻撃面でも防御面でも
タイミングよくボタンを押す事で
コンボによるダメージが増えたり
パリィ・回避などプレイヤーのスキルが求められる。
攻撃されてる時も
ボーっとみてるだけじゃダメなので
常に緊張感のあるバトルを楽しめるっていう感覚
このタイプのバトルは
防御側は基本つまんないんだけど
このゲームは防御側も面白い。
実際戦闘してて
攻撃側も防御側もどっちも面白かった。
むしろ攻撃より
防御側のほうが面白いまであるレベル
この仕様の戦闘は
ありそうであんまりないですよね。
僕の記憶だと
スーパーファミコンでやったマリオRPGが
こういうターン戦+タイミングでボタン押すという
そんな感じだった。
(リメイクで出た方はまだやってないんですよね…)

ちょっと関係ない話なんだけど
クレールオブキュールは
ファイナルファンタジーの影響も
受けてる作品だと思うんですよね。
そのFF16はコマンド捨てて
完全にアクションに全振りした戦闘になっちゃって
正直、FF16の戦闘は微妙だった
(でも決してFFアンチという訳じゃないぞ!むしろ好き)
個人的にはFFも完全アクションバトルじゃなく
こういう従来のターン制+QTEにすれば
また復活できるんじゃないかなぁと思ってます。
あ、でもFF7リメイクシリーズのバトルは好きですよ。
あれも従来のターン制+アクションの
ハイブリットになっててバトルが凄く面白い。

あれ…クレールオブキュールの記事なのに
なんかファイナルファンタジーの話ばっかしてるな…
ちなみに、俺の一番好きなFFシリーズは6だぞ
そんな事聞いてない
クレールオブスキュールの音楽と世界観
引用:クレールオブキュール公式トレーラー
このゲームの特筆すべき点は音楽でしょう!
BGMが凄く良い。
印象的としては
ニーアレプリカントとか
ニーアオートマタの雰囲気を感じる音楽だった。
ニーアシリーズの影響もあるのかな?
ニーアレプリカントは
サントラ買ったくらい好きだったのですよね…
そして、背景に絶望を感じる雰囲気と
悲壮的なBGMが見事に独自の世界観を構築してる。
プレイしててすっごい引き込まれたね。
これは世界観とBGMが見事にマッチしてて
お互いを引き立ててるんだろうなぁって感じた。
ニーアレプリカントは
カイネの「救済」とエミールの「犠牲」がホント神曲なんだわ
気になった点

マエルも言ってますね。
うまくいかなかった時の備えて頑張ってって(謎)
かなり良くできた面白い作品なんで
そこまで不満点ないんだけど
強いてあげるなら
①ミニマップないから迷う:
自分は結構迷いました。
ミニマップは欲しかったなぁ
ミニマップないメリットは、綺麗な画面をじっくり見れるから?
②ピクトスで能力上がりすぎ:
後半のピクトスのインフレ凄くて
ピクトスゲーじゃん!ってなる。
でも実質ピクトスが防具みたいなもんだから
こんなもんなのかなぁ?
ミニマップなくても
俺の空間把握能力があれば問題ないんだわ
8週くらい同じ場所グルグルしてるもんね
総評
ストーリー:★★★★★ 9/10
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、素晴らしいストーリーでした。
世界観:★★★★★ 10/10
音楽の良さの相まって引き込まれるような世界観
戦闘システム:★★★★★ 10/10
バトルは文句なしに面白い、防御側も面白いというのはかなり革新的
開発スタジオ最初の作品でこの完成度、次の作品も楽しみね。
おまけ

この画像DLCの追加衣装なんだけど
ちょっと微妙では?と思ってしまった…
いや、開発がフランスだから
自分のセンスがついて行ってないだけかもしれない…
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